授業の前に動画で講義を共有し、授業の時間を活動や議論にあてる。まず、反転教室は比較的簡単に聞こえます。

しかし、より詳しく見てみると、この基本的な前提から、多くの独自で興味深い形式が生まれることがわかります。

EducationDive.comは、小学校から博士過程の候補者まで、学生を教える実際の反転教室で、 16の事例に焦点をあてました。これらの事例で最も驚くことは、その多様性です。教授スタイル、情報リソース、学生との相互作用、その他全て、コース学習のニーズに合わせて作られています。

反転教室の例

EducationDiveが共有する事例の多くは、教師が授業をどうやって反転できるかについて、独自のモデルを説明しています。これらの反転概念のうち、自分の教室に正しいものはありますか。それぞれ見てみましょう。

  1. 標準反転教室: 学生は、動画講義を視聴し、翌日の授業に関連する題材を読むという「宿題」を与えられます。授業中、学生は、学んだことを従来の学校の学習で実践し、教師は、追加の1対1の時間を持つことができます。
  2. 議論重視の反転教室: 教師は、講義動画、その日の題目に関連するその他の動画や読み物を割り当てます。例えば、TEDトーク、YouTube動画、その他のリソースです。教室の時間は、議論や題材の探索に当てられます。これは歴史、芸術、または英語といった、文脈が重要な題目で、特に有益なアプローチとなります。
  3. デモンストレーションに照準を当てた反転教室: 化学、物理、数学のように、特に学生が活動を記憶して、正確に繰り返すことが要求される題材では、動画デモンストレーションで巻き戻し、再度視聴できることは大変役に立ちます。本モデルでは、教師はスクリーン収録ソフトウェアを使い、学生が自分のペースでついていけるよう、活動を実演します。
  4. 偽反転教室: EducationDriveが発見した素晴らしいアイデアの一つは、実際の宿題がまだ適切ではないかもしれない、より若い学生に最適です。この反転教室モデルは、そのような学生に教室で講義動画を見せ、自分のペースで教材を見直す機会を与えます。教師は、学生を見て回って、若い学習者が各自必要とする個人的サポートを提供できます。
  5. グループベースの反転教室: このモデルは、学生が学ぶのを助ける新しい要素を追加します。本人同士です。クラスは他と同様に開始され、講義動画やその他のリソースが授業前に共有されます。違いは、学生が教室に着くと発生し、その日の課題について、チームを作って共同で作業します。この形式は、学生がお互いから学びことを奨励します。学生は、正しい答えが何かを学ぶだけでなく、それが正しい理由を同級生に実際に説明できるようになります。
  6. バーチャル反転教室: 高学年の生徒やコースでは、反転教室が教室の時間を不要にします。カレッジや大学教授の中には、学生の視聴用に講義動画を共有し、オンライン学習管理システムを介して、課題の割り当て・収集を行っています。学生は、業務時間または定期的に予定された時間に出席し、学生の個人的ニーズによって、手短な1対1の指導を受けます。
  7. 教師を反転する: 反転教室のために作成された動画は、教師とともに開始・終了する必要はありません。学生も動画を利用して、技能を実証できます。学生にロールプレーを練習しているところを収録させて、実力を示す、または新しい題目やスキルを発表しているところを収録させ、「教師を教える」手段にします。

Huffington PostのMark Frydenbergが言うように、「ワンサイズが全てにフィットするモデルではありません。」彼が指摘するとおり、教室はそれぞれ異なります。テクノロジーへのアクセスレベル、学生のモチベーションレベル、講師の技術的ノウハウ、その全てが異なります。加えて、教師は、「ステージ上の賢者」ではなく、「片側にいるガイド」として行動する方法を再度学ぶ必要があり、それには時間がかかります。

しかし、変化がいつ起こるとしても、その利益は努力の価値があると、専門家は考えます。 ASCD.orgによれば、反転教室を行った453人の教師の67パーセントが、試験の点数の上昇、特に上級クラスの学生や特別支援の学生に有益であると回答しました。また、80パーセントは、学生の態度の改善を報告し、99パーセントが来年も反転教室を行うと言っています。

教室を反転する実践ガイド 

反転教室の進化について、その基盤となる方針、多くの教師を夢中にならせた成果とも、当社のホワイトペーパー、教室を反転する実践ガイドで詳しく説明されています。

上記ガイドでは、反転教室の調査・実施を考えている教育機関が考慮すべき、以下5つの最も重要なテクノロジーについて議論されています。

  • 動画を簡単に、一貫して安全に利用可能にする方法
  • 教師が場所を問わずに動画を収録できるための方法
  • 講師がどんな複雑なものでも収録できるようにする
  • 生徒が時、場所、デバイスを問わずに動画を視聴できる
  • 生徒が必要に応じて、任意の動画の任意のトピックを見つけられる

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Published: July 10, 2020