• 未分類

YouTubeだけでは教育は成り立たない

2020& Beyond Edition 

YouTubeは、一般的なインターネットユーザーが動画を見たり共有したりする方法を大きく変えましたが、これがすべての組織に最適な方法であるとは限りません。この事実は本年度、さらに明確になりました。2020年以降のリモートファーストの世界において、学校は一般的なインターネットユーザーとは全く異なる動画ニーズを持つようになり、YouTubeの機能では学校における動画の共有・管理・最適化には不十分なことがわかりました。 

動画を活用して学校の教育、学習活動、コミュニケーションを強化したいとお考えなら、YouTubeやその他無料動画共有サイトでは実現できない機能を備えたオンライン動画プラットフォームが必要です。 ここでは YouTubeによる動画戦略が教育現場に適さない、15の理由をご紹介します。

1.気が散る 

2.コンテンツの権利を保持できない

3.関連性のない "関連動画" 

4.LMS・CMS統合不可

5.ユーザーレポートの欠如

6.ビデオクイズ、学生や教員のコンテンツエンゲージメント追跡機能がない 

7.投稿動画の集約しにくさ 

8.セキュリティの欠如 

9.非効率なキュレーション 

10.組織単位のコンテンツ整理ができない 

11.ユーザーと管理者の役割制限 

12.ITコントロールの限界 

13.講義録画ツールの欠如 

14.ビデオ編集の限界 

15.カスタマイズ公開の制限 

 

YouTubeがあなたの学校に不十分な15の理由

1.気が散る 

YouTubeは、学生が数クリックでスポーツのハイライトやミュージックビデオに移動できる、学校側ではコントロールできない動画環境です。またほとんどのYouTube動画には広告がついています。これらは生徒の集中力を削ぎ、熱心な学生でもクリックしたくなるものです。さらには、自分の動画に不適切なコンテンツが表示されないよう、広告を非表示にしたり、少なくしたりする必要もあります。YouTubeとは異なり、Panoptoのようなプライベート動画プラットフォームでは、生徒が視聴したり、アクセス可能なコンテンツを完全にコントロールすることができます。これにより、生徒は集中力を維持することができ、邪魔な広告に悩まされることもありません。

 

2.コンテンツの権利を保持できない 

YouTubeに動画をアップロードした場合、そのコンテンツの所有権は誰に帰属するのでしょうか?YouTubeは動画の所有者に所有権を認めていますが、利用規約によると、ユーザーはYouTubeに対し、コンテンツを自由にサブライセンス・再配布・再出版・収益化するための非独占的かつ世界的、永続的なライセンスを付与していることになります。つまり、自分のコンテンツ所有権と管理権を放棄することを強要されいるのです。 Panoptoではそのようなことはありません。私たちはクリエイターとしてのお客様の権利を尊重します。Panoptoでは、お客様は常にコンテンツの完全な所有権とコントロールを保持します。

 

3.関連性のない "関連動画" 

YouTubeでは、視聴画面の横に「関連動画」が表示されますが、これらの動画は全く関連していないことが少なくありません。このような無秩序なコンテンツは、学生の注意を削ぎます。さらには授業動画が不適切なコンテンツと一緒に表示され、学校はそれに対して何も管理できないということになります。YouTubeは最近ブランドセーフティーを改善し、ユーザーが特定のチャンネルからの推薦を停止できるようになりましたが、動画作成者は自分のコンテンツの隣に何が表示されるかについて、まだ限られたコントロールしかできません。対してPanoptoは、自分のコンテンツを完全にコントロールすることができます。プレイリストでは、他の動画を連続して表示するかどうかを正確に選択できますし、まったく表示させない様にもできます。 

 

4.LMS・CMS統合不可 

YouTubeの動画は、オンライン上無数の場所で公開することができますが、YouTubeは多くの動画作成ツールやウェブパブリッシング技術と連携することができず、これが大きな欠点となっています。多くの学校では、録画機器、動画作成ソフトウェア、その他動画技術がすでに導入されており、学校はそれらをPanoptoに入力し、さらに校内LMS・CMS・ブログ・Wiki・ウェブサイトに表示させることができます。Panoptoなら、自動化された統合を設定することで、毎週の授業をサポートしているLMSやCMS(Canvas、Blackboard、Moodle、Sakai、Brightspace by D2L、Cornerstoneなど)に直接動画をアップロードすることができます。これらのツールでは、複数のプログラムに同時にビデオをアップロードすることもできます。 

 

5.ユーザーレポートの欠如 

YouTubeでは、自分の動画が何人に見られているかは簡単にわかりますが、ユーザーレベルの分析はできません。これは、講師が最も必要とするデータです。Panoptoの ビューアーアナリティクス は、誰が何の動画をどれだけ見ているかを分単位で分析し、必要な情報を提供します。 

 

6.ビデオクイズ、学生や教員のコンテンツエンゲージメント追跡機能がない 

Panoptoでは、どの学生が動画を見たかを追跡するだけではなく、ビデオクイズを埋め込んで理解度をテストすることができます。またLMSと統合すれば、小テストに対する学生の成績を自動的に成績表にアップロードすることができます。これらのデータポイントがLMSに直接送られることで、動画コンテンツ、学生のエンゲージメント、成績を結びつけ、学生の進捗を追跡し、必要に応じて個別の対応を行うことがこれまで以上に容易になります。

 

7.投稿動画の集約しにくさ 

学生や他の動画作成者からの動画投稿を、より簡単なステップで受け取りたいと思ったことはありませんか?YouTubeでは、学生が直接ビデオを提出できるよう調整されたオプションはありません。しかし、Panoptoなら簡単にビデオ課題を提出することができます。Panoptoでは、ユーザーが動画をアップロードできるシンプルなポータルを作成可能です。また、スマートフォンやタブレットから直接、ビデオプロジェクトを作成して提出することもできます。 

 

8.セキュリティの欠如 

YouTubeのプライバシーオプションは限られています。特定のユーザーリストにビデオを無制限に公開することはできますが、そのユーザーは皆YouTubeアカウントを持っていなければなりません。この方法は効率的ではありませんし、学生はコンテンツを見るためにより多くのステップを経る必要があります。一方、Panoptoのプライバシーオプションは、教育機関を念頭に置いて作られています。特定のユーザーやグループだけに動画を公開したり、学習管理システム上でのみ動画を再生するように設定することができます。またPanoptoは、ITチームが動画への不正アクセスをブロックしたり、特定の動画にアクセス可能な学生を制限するための様々なセキュリティ機能も提供しています。一方YouTubeやVimeoの「プライベート」設定では、十分な安全性を確保できません。 

 

9.非効率なキュレーション 

学校では、動画をプレイリストやポータルにまとめたいと考える先生もいるかもしれません。この点では、YouTubeはPanoptoのようなオンラインビデオプラットフォームほどの機能を持っていません。Panoptoは、ビデオコンテンツの簡単な共有とコピーを提供し、異なる部署、チーム、または学生が公開するためにビデオを提出できるような承認プロセスをサポートしています。動画が承認された後、プレイリストに公開することができます。Youtubeのプレイリストは無関係な動画の横に表示されたり、お勧めされたりしますが、Panoptoのプレイリストなら動画を整理して順番に表示することができ、他の動画が表示されて学生の気を散らすこともありません。 

 

10.組織単位のコンテンツ整理ができない 

YouTubeのアカウントは比較的簡単に設定できますが、学校のような多階層の組織には適していません。一方Panoptoは、複数の学校や組織内の部署が連携してプログラムを使用できるよう、特別に設計されています。さらに、Panoptoはエンド・ツー・エンドのコンテンツ保護を提供しているので、学内の特定グループに特定の動画を公開したい場合でも、許可された視聴者だけがメディアを見られるようにすることができます。 

 

11.ユーザーと管理者の役割制限 

YouTubeではユーザーの役割を非常に簡素化しており、それは一部の組織にとっては最適なものかもしれませんが、多くの学校はより複雑な設定を必要としています。Panoptoは複数のユーザーロールを提供しており、プラットフォーム内でユーザーができること、できないことを細かくコントロールできるように設計されています。管理者はアクセスやその他のシステム全体の設定を管理し、教師は自身のライブラリにコンテンツをアップロードして公開することができます。また、学生用のシンプルな視聴者アカウントを設定することもできます。またPanoptoのZoom、Cisco WebEx、Microsoft Teams統合により、個々のZoom録画をキャプション付きで特定のライブラリに直接アップロードすることもできます。 

 

12.ITコントロールの限界 

学校ユーザーは簡単に使えるだけでなく、ITチームが適切なセキュリティを提供し、ユーザーエクスペリエンスを最適化するための機能が揃っているツールを求めています。この点においてYouTubeは、教育機関向けに作られたソリューションにはかないません。Panoptoのような教育機関向けツールを使えば、ITチームはログイン認証、エンコーディング、デプロイメントについて様々なオプションを設定することができます。さらに、PanoptoはAmazonのCloudFront Content Delivery Networkを利用しているので、世界中で高速かつ高品質な動画をオンデマンドで再生することができます。 

 

13.講義録画ツールの欠如 

YouTubeを使って動画コンテンツをホストする際、講義録画ツールが必要な場合は外部ツールを使用しなければなりません。しかしPanoptoは講義録画のための専用ツールを提供しています。Panoptoでは、スクリーンや対面のプレゼンテーションを録画して、簡単にプラットフォーム上で直接共有することができ、さらに学校のITシステムとも統合されています。さらにPanoptoのデュアルストリーム録画は、スクリーンのライブビュー画像と講義のライブビュー画像を同時に並べて共有することができます。YouTubeではAndroid 5.0以上の端末と1,000人以上の登録者にしか提供されていませんが、PanoptoではiOSのモバイル端末からもライブストリーミングを行うことができます。 

 

14.ビデオ編集の限界 

YouTubeの編集ツールは極めて基本的なことしかできません。Panoptoのクラウドベース オンラインビデオエディターは、ユーザーがブラウザ上で簡単に動画を編集できるようにデザインされています。動画の最初と最後をトリミングしたり、不要な部分を編集したりできるだけでなく、録画したビデオを組み合わせたり、新しいビデオをつなぎ合わせたりすることもできます。また、講義のスライドや補足ビデオなどの追加コンテンツをセカンダリーフィードとして同期したり、インタラクティブなクイズやYouTubeビデオ、他のウェブページを埋め込むことも可能です。さらに、PanoptoはYouTubeの機能をはるかに超えるアノテーションを提供します。Panoptoでは、これらのコメントはクリックできるだけでなく 検索可能で、動画のエンゲージメントを大幅に高めることができます。 

 

15.カスタマイズ公開の制限 

YouTubeで動画公開するのは簡単ですが、動画をブランディングする機会は限られています。学校や企業は視聴体験全体をコントロールする必要がありますが、YouTubeではそれができません。Panoptoの統合機能とプレイリストを使えば、LMSやCMSに動画を埋め込むことができ、生徒や従業員に一貫した視聴体験を提供することができます。そして、無制限のポータルとプレイリストにより、Panoptoは独自のビデオコンテンツを作成し、ブランディングするための制限のないプラットフォームを提供します。 

 

教育機関向けの安全な動画管理システム

PanoptoはYouTubeに反対しているわけではありません。我々は動画のプロであり、YouTubeがスタートには最適な場所であることを認識しています。広く使われており、無料で、多くの人が慣れ親しんでいる存在だからです。しかし、残念ながらYouTubeには多くの制限があります。セキュリティやプライバシーに関する懸念とリスクは、学術コンテンツを提供するにおいてYouTubeの利点を上回ることが多いのです。初等教育向けシステムの多くはYouTubeをブロックしており、またYouTubeを使用しているところでも、組織全体で複数のYouTubeアカウントを管理する一貫した方法を持っていません。 

Panoptoはよく「大学・企業向けYouTube」と表現されますが、それは我々の機能と能力の範囲を控えめに表現しているに過ぎません。Panoptoは、安全で統一された動画コンテンツ管理・公開システムを学校全体に展開し、その中でユーザーに自律性を提供します。さらに、PanoptoはYouTubeと連携しており、ユーザーは選択したコンテンツを1つまたは複数のYouTubeアカウントにシームレスにプッシュすることができます。動画を一度アップロードすると、YouTubeやその他の管理するウェブ上の場所に、Panopto Media Libraryからすぐにパブリッシュ(またはアンパブリッシュ)することができます。K-12ソリューションについてはこちらをご覧ください.

最後に、Panoptoは他のビデオオプションとは異なるサポートチームを備えています。Panoptoではコラボレーションを重視しています。我々の技術サポートチームはお客様がPanoptoのサブスクリプションを最大限に活用するお手伝いをし、我々のリソースはお客様が使い始める際のガイドとなります。 

 

Panoptoのようなプライベート・ビデオ・プラットフォームの組織利用にご興味をお持ちですか? お問い合わせはこちら。Panoptoチームがいつでもお手伝いさせていただきます。