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ゲーミフィケーションとは?意味やメリットと、学習に取り入れる7つの方法

ゲーミフィケーションとは

オンライン学習がより一般的になるにつれて、学習者のエンゲージメントが問題視されるようになってきています。実際世界中の企業が、 従業員1000人あたり年間1,350万ドル という巨額な無駄を、効果のない学習設計のせいで出してしまっています。

ゲーミフィケーションを活用しましょう。しかしゲーミフィケーションとは、一体何なのでしょうか?

ゲーミフィケーションとは、あらゆる形式の学習や作業・活動をゲームのように楽しくプレイできるようにし、ゲームのような要素を追加して学習体験をよりインタラクティブにすることを意味します。学習設計や研修プログラムにて、ゲーミフィケーションは戦略的にゲーム要素を組み込むということを意味します。さまざまな分野で活用できます。たとえば、 新入社員研修従業員エンゲージメント、売上の改善、コンプライアンス、リーダーシッププログラムの改善などがあげられます。

ゲーミフィケーションは人々の行動や内的な動機に基づいており、ゲーミフィケーションを正しく活用すれば、ユニークで非常に効果的な学習体験を生み出すことができます。

ゲーミフィケーションのメリット

ゲーミフィケーションは楽しいです。現実に、 ゲーミフィケーション学習を受けている従業員の83%が 「楽しく学習できる」と回答しています。さらに 従業員の3人に1人が 刺激のないコンテンツで学習するのは大変だと回答しており、さらに刺激的で楽しい学習コンテンツを作成することがこれまで以上に重要だと考えています。ゲーミフィケーションのメリットとして、他にも以下の点があげられます。 

  • 生産性の向上従業員の89%は、 彼らの仕事がゲーム化されれば、彼らはより生産的になるだろうと回答しています。
  • 従業員の幸福度の向上:ゲーミフィケーションには 神経伝達物質を放出する効果があり、 良い気分にさせる効用があります。
  • 従業員の定着率の改善 :ゲーミフィケーションは、 従業員の定着率を 最大90%改善すると言われています。さらに、 従業員の12%しか 企業研修で教えられたスキルを仕事に活用しないと言われている中で、定着率を高めることは非常に重要です。 
  • 現在の学習プログラムの 効果を 改善する
  • 学習者のニーズを満たすように進められ、リアルタイムかつ柔軟な評価を通じて、 パーソナライズされた学習 を可能にします。

 

学習設計でゲーミフィケーションを活用する7つの方法

1. チャレンジやクエストを作成する

チャレンジは、学習内容やテーマに対する学習者の関心を維持するのに役立ちます。最初から士気と自信を高めるために、ほとんどの人が問題なく完了する簡単な課題から始めましょう。 彼らが後で、より複雑な課題に取り組むときに、自己不信になるのを防ぐためにも重要です。 

ヒント: パノプトの スマートチャプター を使えば、各課題を難易度順に明確に分けることができます。

2. スコアを見て、視覚的に進捗状況を追跡する

リーダーボード(スコアボード)を使用して進捗状況を追跡すると、学習者の動機を維持することができます。自分が果たした業績を確認したり、誰かに褒められて嬉しくない人はいないですよね。リーダーボードは、勝つことを動機づけられている競争力のあるグループで使用する場合にも非常に効果的です。 さらに、進捗状況を追跡することは、学習傾向や、設定された目標に向かって作業する際に、追加で対処する必要がある分野を特定するのにも役立ちます。 

:ヒント 使う パノプトのアナリティクス を活用すれば、どの学習者が動画内のどこに最も関心を寄せているかを判断し、進捗状況と照らし合わせることができます。

3. 報酬やメダルを提供する

メダルなどの仮想的または物理的な報酬を提供すると、個人的な成果が認められるのでで、学習者はポジティブな気持ちになります。ただし、これはタスクを完了したり、追加の宿題に取り組んで終わらせたなど、小さな目標を達成したときのために利用されます。 

:ヒント Panoptoなら、従業員に 動画で宿題を提出するように促すことも可能です。提出した社員は、動画を同僚に見てもらい、 評価されたり、共有したりされることで、報酬を受けたように感じます。

4. 仮想シナリオやロールプレイングを作成する

現実世界のシナリオを再現するコンテンツは、非常に強力で効果的ですが、すべての企業が完全なシミュレーション ゲームを作成するリソースを持っているわけではありません。 その他にも、たとえば 回答者の答えによって分岐していくシナリオの場合、 学習者に段階的なテストを提供したりするなど、大規模な設計が必要になる場合があります。

誰もが学習できるという点で、ロールプレイングは学習者が知識をシミュレーションする際に、有効な方法と言えます。

ロールプレイングは、従業員が新しく学んだ知識を実際の現場で活用できるようにするという意味で、効果的です。ある状況に従業員を置かせ、講師は従業員がどのように反応するかを分析し、直接フィードバックを提供することを可能にします。

:ヒント 従業員に、直面するかもしれない典型的な画面を想定した ショートビデオを作ってもらいましょう 。彼らはまた、 360度に撮影する動画 を活用することで、よりインタラクティブに動画を見ることができます。

5. 段階的に、コンテンツをアンロックする

ドンキーコング64で、次のレベルに進むためにボスを倒す必要があるのと同じように、アクションベースでコンテンツのアンロックできるようにすることで、学習をより魅力的なものにすることができます。 

:ヒント Panoptoの動画内テスト を活用しましょう。 小テストに正確に回答できたら、次のステージに進めるようにします。

6. すぐにフィードバックを提供する

フィードバックは、学習者がゲーミフィケーションを含むあらゆる方法を使用して学習するときに、どのように進歩しているか、知識を正確に覚えているかを知るために不可欠です。 フィードバックが迅速に提供されると、学習者は正しい方向に向かっているかどうかを知り、必要に応じて適切な変更を加えることができます。

:ヒント 使う Panoptoのディスカッション機能 を利用すれば、コメントを追加したり、ディスカッションを開始したり、動画のコメントに返信したりできます。

7. 学習者に選択肢を与える

自分で選ぶアドベンチャービデオゲームと同様に、最終目標を達成するために選択できる多くのオプションを学習者に提供します。 このようにして、学習者は自分の学習プロセスをコントロールできていると感じ、自分の意志で選択しているように感じることができます。

:ヒント 学習者に、 テストに回答するか, ショートビデオを作成するか、または動画を見て、 フィードバックを提供するかのどれかを選んでもらいましょう。 - すべて、さまざまな方法で彼らの理解を確認することが目的です

 

Panoptoでゲーミフィケーションを活用しましょう

Panoptoチームからご連絡を差し上げます。 ご質問にお答えするとともに、デモや無料トライアルの日程を決めさせていただきます。

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